加齢臭の食事

オヤジ臭という言葉は、だれでも一度は耳にしたことがあるでしょう。脂臭いにおいが、満員電車やエレベーターで漂ってきた時には、不快な気分になるものです。加齢臭は中高年男性特有のものだと思われがちですが、実際は男女に関わらず、また若い人の間でも発生しうるものです。自分が、そのようなにおいの発生源にならないためにも、きちんとした加齢臭対策をしたいものですね。

加齢臭対策の中でも、誰でも簡単に取り組めるのは、食事を変えることです。そもそも加齢臭とは、皮脂の酸化が原因となって起こるものですから、酸化を抑制できるような食生活にすれば問題ありませんね。そして、そのためには、野菜中心の食事にし、動物性脂の摂取量を減らすのが一番です。簡単に言えば、肉食中心の欧米的食生活から日本食に切り替えればよいのです。日本に比べて外国人(欧米人)の体臭が強い、と言われることが多いですが、これも食生活を考えれば自然なことなのですね。

さて、具体的には、体の酸化を抑えるビタミンC・ビタミンE・カテキン・ポリフェノールなどを積極的に摂取し、脂肪分を多量に含むものを避けるのが効果的です。この点において日本食はうってつけで、にんじんやほうれん草などの野菜を多く食べられますから、ビタミンC・ビタミンEは十分に取れます。また、カテキンやポリフェノールは日本茶にも多く含まれるため、自然と摂取できます。さらに、動物性脂の摂取量が多いのは問題ですが、魚の脂は酸化を防止する効果があるために問題なく摂取できます。日本食で多く用いられる大豆には抗酸化作用がありますし、梅干しや薬味などにも匂いを抑える効果があるため、全体的に見ても、日本食は加齢臭防止に非常に適していると言えます。

食事によって加齢臭対策をすることのメリットとして、長期的効果が望めるということも挙げられます。毎朝シャワーを浴びる、デオドラント用品などを利用して一時的ににおいを抑える、などの方法も確かに効果的ではありますが、食生活を変えれば、根本から加齢臭対策ができます。もちろん継続的に行うことが必要にはなりますが、長い目で見たら、取り入れる価値は十分にあるでしょう。

食事の習慣を改善することで、抜本から体質を変え、加齢臭とは無縁の生活を送りたいものですね。