柿渋の消臭効果

近頃は加齢臭の対策として柿渋を使った石鹸シャンプー、他デオドラントなどの商品が沢山登場してきました。もともと柿渋は消臭の効果があり、なおかつ殺菌力もあることで知られています。柿の中に含まれているタンニンという成分が植物が持つ渋みの成分であり、その成分が消臭効果や殺菌効果、そして抗菌効果を持っています。

柿渋に含まれるタンニン

柿のタンニンに含まれるフェノール性水酸基が汗などの悪臭の成分と科学的に結合し、ポリフェノール付加化合物という違う物質に変化して悪臭が分解されます。さらには柿のタンニンは強い抗菌力を持っていて、汗に化合して悪臭の原因を作り出す微生物を抑えるはたらきがあるので、雑菌を抑制して臭いのケアを行ってくれます。

柿渋石鹸の効果

柿渋の入っている石鹸と入っていない石鹸とでしたら、入っていない石鹸は汗のニオイの原因となるイソ吉草酸は消滅しますが、加齢臭の原因となっているノネナールは約7割方残ってしまいます。これが柿渋入り石鹸を使った場合でしたら同じくイソ吉草酸は消滅され、ノネナールもほぼ9割方消滅させることが出来ます。

固形石鹸ボディーソープの効果の違い

では柿渋の入った石鹸は液体状のものが良いのか固形状のものが良いのかと言ったら、液体状のボディーソープに比べますと固形石鹸の方が柿渋の成分がより多く含まれています。これは固型の石鹸の方が成分を凝縮させやすく出来ることで、液体のボディーソープの場合は材料に成分を含ませることに加えて液体状にするための水分を加えてしまうため、成分の含有量は比べると固型の石鹸よりは少なくなってしまうのです。しかし消臭においてはその効果にはあまり差が出ていないのです。柿渋の含有量は固型石鹸の方が多いですが、消臭に対しては液体状のボディーソープも大きく変わらないことから、自分が使いやすい石鹸を選ぶことが出来ると言えます。まして普段他のボディーソープを使い慣れている人にとっては、無理に固型の石鹸に替える必要もないでしょう。