加齢臭は、洗濯しても落ちないという話をよく耳にします。
実際、洗濯して見た目はきれいになっても臭いが落ちていなかったり、残ってしまっている事はよくあります。
このような衣類を身に着けるのはとても不快なものです。
そこで、加齢臭の残らない洗濯方法としてよく取り上げられているものをまとめました。
人によって効果がある方法は違うようですので、いろいろ試してみて、ご自分に合った方法を探してみてください。
洗濯物を溜めない
当たり前な事ですが重要なのが、洗濯物を溜めないという事です。
衣類に付着した皮脂や汚れは、時間が経てば経つほど細菌も増殖し、酸化も進んで臭いが増していきます。
他の衣類にも付着し、加齢臭を発するものが増えてしまいます。
特に肌に密接する肌着などは、溜めてしまわずに頻繁に洗濯することを心掛けましょう。
洗剤を変えてみる
洗剤はどれも同じように思いますが、製品によって特長があります。
また、汚れを落とす洗浄力は優れていても、消臭効果はあまりないものが多くあります。
洗濯後の香りがいいものは、加齢臭と混ざるとさらに悪臭になってしまうものもあります。
洗濯後も臭いが取れていないと感じたら、まず洗剤を変えてみましょう。
消臭・殺菌効果のある洗剤がおすすめです。
補助洗剤を使う
補助洗剤というものをご存じでしょうか?
洗剤に混ぜて使うこだけで効果を発揮します。
特におすすめなのは、加齢臭専用の補助洗剤「魔女っ粉」です。
ほんの少量(50リットルに3グラム程度)をまぜるだけで、効果を発揮します。
長年染みついていた加齢臭が、これで解決したと口コミでも話題になっています。
中にはあまり効果がなかったというケースもあるようで、個人差はあるようですが、
是非一度試してみることをお勧めします。
洗剤+お湯で部分洗い
加齢臭が気になる部分を先に部分洗いしておくと効果があります。
洗剤をお湯で濃いめに溶かし、数分擦ってみてから30分~1時間程度漬けておき、それから洗濯機にかけます。
比較的効果があるようですが、手間が掛かってしまうところが難点です。
週末など時間がある時に一度試してみてください。
重曹石鹸
NHKでこの「重曹石鹸」が加齢臭対策に効果があると紹介され、話題になりました。
まず「重曹石鹸」というものを作ります。
重曹1カップに対し、液体石鹸を2分の1カップを入れ、ペースト状になるまで混ぜます。これが「重曹石鹸」です。
これを臭いの気になる部分に塗り、5分から10分放置します。
あとは通常通り、洗濯機で洗うだけです。
簡単ですが、意外に効果があります。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2011/07/04/01.html
乾燥機+天日干し
天日干しは加齢臭対策に重要です。
肌に当たる紫外線は、皮脂の酸化を促進するため悪影響がありますが、
洗濯物には紫外線の殺菌作用がありますので、洗濯でも残ってしまった雑菌を退治してくれる作用があります。
乾燥機だけでなく、天日干しを心掛けましょう。
乾燥機と天日干しの両方を行えば、乾燥機の熱+天日の紫外線でダブルの殺菌作用があります。
風通しのよい場所に収納
洗濯して一度は臭いが取れたはずなのに、しばらくするとまた臭いが発生してしまうという事があります。
これは、タンスや収納など風通しの悪い環境で少量のこっていた雑菌や臭いが増殖してしまったためと考えられます。
加齢臭が気になる衣類は、できれば洗濯後は風通しのいい場所に保管するように心掛けましょう。
酷いものは買い替え
長い期間加齢臭が染みこみ、臭いの酷い衣類は、思い切って買い換えてしまいましょう。
このような衣類は、努力してもなかなか効果が表れないだけでなく、他の衣類にも臭いを移してしまいます。
消臭効果のある肌着も多く販売されていますので、臭いが酷いものは処分し、そのようなものに買い替えてしまいましょう。