加齢臭が発生するメカニズム

主な原因物質は「ノネナール」

加齢臭の最も主要な原因物質は「ノネナール」です。

この「ノネナール」は、男性では40代以降、女性では閉経後に増加します。

「ノネナール」の特徴は脂臭さや青臭さを併せ持つ加齢臭特有の臭いを発生させます。

「ノネナール」の元はパルミトレイン酸

「ノネナール」は、パルミトレイン酸(ヘキサデセン酸)が分解されることによって発生します。

パルミトレイン酸は、不飽和脂肪酸の1つで、様々な動物油、植物油、魚介油に含まれており、特にマカダミア油やシーバックソーン油には多いことがしられています。

パルミトレイン酸は、分解されると「ノネナール」を発生するだけでなく、蝋燭(ろうそく)・チーズ・古本のような臭いがします。

これらが複合して加齢臭特有の臭いを発生させるのです。

ペラルゴン酸の発見

また、2008年には「ペラルゴン酸」という物質が加齢臭の原因物質の1つであることが発見されました。

この「ペラルゴン酸」は、胸・背中、首周りなどが発生源で、この部分から発する加齢臭の原因物質として注目されています。

「ペラルゴン酸」が発生する原因は、紫外線・ストレス・生活習慣の乱れなどと言われていますが、詳細は現在でも研究中です。

ジアセチルの発見

さらに、2013年には「ジアセチル」という原因物質も発見されました。

これは頭皮から発生する加齢臭の原因物質そして注目されています。

「ジアセチル」は、強いバター・チーズ臭を発生するのが特徴で、実はバター・チーズ風味のスナック菓子などの香料としても使用されている物質です。

人体では、頭皮などにいるブドウ球菌が汗に含まれる乳酸を分解することで発生し、廃油のような使い古した油の臭いを発生するのが特徴で、お酢に比べて120倍もの強い臭いを発します。

加齢とともに増加する頭皮の臭いの原因物質として今後の研究が期待されています。